職場がつらいときの在り方トレーニング


「職場の人に意地悪される」
「会社でひどい目にあった」

皆さんには、そんな経験はありますか?

 仕事の悩みの半分は人間関係、ともいわれる昨今。1日の大半の時間を過ごす職場に居づらいなんて…とてもしんどいですよね。

そこで今日は、職場がつらい時の自分の在り方トレーニングについて書いてみたいと思います。

まず…どんな状況でも「仕事をやめてはいけない」なんてことはありません。自分と相談して、本当につらかったらやめましょう。生きていれば必ず何とかなりますから。 

その上で今回は

「それでも自分は、この仕事を続けたい」

「なぜか行く先々で似たようなことが起こる」ケースにおいて

 

「なぜそんなことが起きているのか?」

「何に気づくためのきっかけだったのか?」

 という視点で紐解いてみたいと思います。

 

普段こんな行動や考え方をしていないか? ぜひ一度、振り返ってみてください。

 

<< 職場での在り方チェックリスト >>

 

① 自分が言いたいことをきちんと発言していますか?

 

かつて、知人のKちゃんがパワハラ上司に悩まされていた時のこと。飲みに行くたびに職場での出来事をいろいろ報告してくれたのですが、聞けばきくほどその上司は本当にヒドい。

 

でも、1つだけ気になったこと…それは 

 

わたし

「あのさ…もっとこうしてほしいって、自分の意見をちゃんと発言してる?」

 

Kちゃん

「・・・・・」

 

周りの顔色ばかりうかがって言いたいことを発言できない人のもとに、言いたい放題の人が現れるのは、とてもよくあるケースです。あなたが自分の意見を発言できるようになるまで、いろんな形で「お試し」がやってくるんですね。

 

職場を変えれば発言できる!という方は、自分のために転職してみるのも一手です。でも、職場を変えても…うーんどうだろう…という場合は、「お試し」の可能性大。

 

 

② どこかで、被害者でいたいと思っていませんか?

 

「人生順調だね~」とほめられると、でもあれが上手くいっていない・これが上手くいっていないと、つい言い訳をしてしまうことはありませんか?(これでは運も遠のいてしまいます…)

 

人は、幸せになることが実は怖い生き物。いつも何かに悩んでいたり、被害者でいることで

 

・他人に目をつけられなくて安心

・周りがかまってくれて寂しい思いをしない

・苦難に立ち向かってる時の自分が好き

 

そんな、不幸と引き換えの安心材料を得てはいませんか? 

幸運をつかむ人は全く逆の発想です。どんな状況でも、上手くいっているところには感謝できる。被害者の人生は、本当はいつでも卒業できるのです。

 

 

③  自尊心を忘れていませんか?

 

これはかなり究極の話になりますが…

周りの人が褒めてくれた時に舞い上がるのは本当に簡単です。子供の頃のあなたでもできます。

 

むしろ、周囲があなたに愛を持って接してくれない時、結果を伴わない時、ぞんざいに扱われた時

 

それでもあなたは、自分をリスペクトできるでしょうか?

 

どんな状況でも自分を丁重に扱うことができれば、人はあらゆる環境や状況に左右されにくくなります。

 

心ないことをいわれても「自分には価値がある」と信じられれば、必要以上に傷つくことが少なくなります。ぞんざいな扱いをうけても「自分には価値がある」と知っていれば、自然とこちらの意向を伝えることができます。

 

もう周りの人から何かを「与えてもらう」必要がなくなり、純粋な「与える」境地を思い出すことができるのです。

 

そんな自分をリスペクトする在り方、少しずつ、トレーニングしていきたいですね。  

 

** ** ** 

 

と、こんなことを書いてますが、私もまだ自尊心が足りないな…と、感じることが沢山あります。むしろ、弱い自分の心のあり方を見直すうちにカウンセリングに興味を持った…というのが正直なところでしょうか。

 

例えば、すごく不愛想な店員さんに会った時に(ドイツだとよくありますよね?)自分の反応が結構変わることに気がつきました。

 

* 自尊心が満たされていない時のわたし

 

「ヽ(`Д´#)ノ ムキー!」

「お客なんだから、もっと私をリスペクトしろー!!」

 

* 自尊心が満たされている時のわたし

 

「ん…?あの人、具合でも悪いのかな…?」

「きっとこの仕事、好きじゃないんだろうな」

 

こんな風に自分なりのバロメーターを持つと、すごくおもしろいのでオススメです!

皆さんもぜひ、楽しんでトライしてみてください。

 

 >> 個別カウンセリングのお問合せはこちら